「一日一作」から「一日一入出力」へ

 私は最近は、「一日一作」を標語にしています。今日、「一日一入出力」という言葉を思いつきました。これからは「一日一入出力」を実践することにします。

「一日一作」とは

 そもそも「一日一作」はどのような意味かというと、「一日に少なくともひとつはものづくりをしたい」ということです。理由の一つは、私が工学部の学生だからです。幼い頃から工作や積み木など、モノを使って遊ぶ、モノを作るあそびが好きでした。毎日毎日ものを作れば技術も向上するし、製作過程が楽しいし、達成感も味わえて有意義な一日になると思ったのです。もうひとつの大きな理由は、受け身の生活を脱したかったからです。「一日一作」を掲げた当時は、受け身の生活を送っていました。毎日行き帰りの電車では寝てばかり、大学の講義はノートを取るだけで自ら勉強しようとはせず、家に帰ってはアニメやニコ動を見るのみ。自分で何かを生み出す、それは工作だけではなく、料理を作るとか、ブログを書くとか、そういった創造的で生産的な行動をとっていなかったのです。そんな自分が嫌になって、「一日一作」が生まれました。(Google検索したらたくさん引っかかりました。多くの先人たちが同じ事を考えておられたのでしょうか。。。)

「一日一入出力」

 なぜ、「一日一作」を捨てて「一日一入出力」にするのか。それは、今の自分には「インプット」が足りていないのでは?と感じたからです。これは、おそらく同回のM氏の影響です。M氏は読書が好きで、それも、小説よりもむしろ、技術書や一般書(小説じゃない普通の本ってなんていうんでしょう?)を好んで読みます。そして、読んだ本の内容について私に話してくれるのです。まず、本を読んでいる自分に憧れました。そして、本を読んで知識が豊富でひとに話せる自分に憧れました。それに、ロクに知識もなく、勉強もしていない今の私が、作り出せる「モノ」なんてたかが知れています。だからこそ、たくさんの「インプット」、たとえば本を読むとか、人と話すとか、インターンシップに行くとか、そういった新しい情報を自分にとりこむことが大切だと思ったのです。まあでも、インプットばかりでも私は退屈してしまうので、アウトプットもつけました。こうして「一日一入出力」が出来ました。

結局のところ

 はっきり言うと、「一日一作」はほとんど達成されませんでした。「一作」にかなうものってどんなものなんでしょう。。。「一日一入出力」にしたら、ブログにこんなふうに書くだけでいい!

今日のインプット:「作家の食卓」ちょっと読んだ
今日のアウトプット:「一日一入出力」についてのブログを書いた

これなら三日坊主の私でも続くのではないでしょうか。

というわけで、今日ちょっと読んだ本の紹介:

作家の食卓 (コロナ・ブックス)

作家の食卓 (コロナ・ブックス)

おわれ